おやじの背中 サイン M・ナイト・シャマラン第6の世界 [本・映像感想]





うーむ、大好きです。Mナイトシャマラン。世界が宇宙人の侵入を受ける事態を、牧師一家の視点でとらえた不思議な世界。美しい田園の風景の中で静かに事態は進行、異常な状況を粛々と物語が進んでいくところシックスセンスやアンブレイカブルを思わせる。非現実的な内容を身近にしリアリティを持たせます。そして、怖い。弱さを見せる普通の男、信仰を捨てた牧師の中に、かつての強い父を必死に探す少年。これもシックスセンス、アンブレイカブルの少年とおんなじだ。牧師である兄を父親のように慕う挫折した野球選手の弟ホアキンフェニックス。そして”事態”の中、父親であろうとする牧師本人。Mナイトシャマランの普遍のテーマ”父親探し”だ。まさに男心の第一人者の面目躍如ってくらいです。すべての物事は必然であり、意味がある。オープニングからエンディングまで散りばめた糸くずが整理され1本に繋がっていく見事な演出。この世をかたち作る必然・運命が神というものなのか・・・。そして牧師は再び信仰を取り戻す。ブルースウィルスのように前作までも演出に計算するMナイトシャマランにしてはメルギブソンで本当にいいのかよって正直思ってました。しかし結果最高、大当たりでした。すっかり大人になったな、メル。そしてなによりホアキンが素晴らしすぎる。悲しみを抱える孤独な大人を見事に演じてました。思えばグラディエーターの皇帝も孤独だったしホアキンの真骨頂だ。アブナそうな雰囲気が滲み出てるところなども彼の右にでる者無し。父親になるあなた、Mナイトシャマランの世界お勧めします。無視してきた思い・・・、気付くだけでいいんです。








うーん、親父らしくありたいけど、
宇宙人が相手じゃ逃げちゃいますね、、、
by kiyotime (2008-04-11 00:57)